緑の宝石:青汁の栄養価とおすすめブランド

毎日の生活で健康的な習慣をつけたいと考えていませんか?食生活の改善で気軽に摂れる健康食品と聞いて青汁が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。昔はマズいものとのイメージがありましたが、今販売されているものは飲みやすいものがほとんどです。

ただ余りにも商品の数が多いので、それぞれの違いやどれを選ぶべきかなどなかなかわかりません。そこでここではAmazonや楽天などのネット通販でも気軽に買える商品を比較し、青汁ランキングを発表します。選び方のポイントや飲み方も紹介しているのでぜひチェックしてください。

青汁について

まずそもそも青汁とは何かについておさらいしておきましょう。青汁は主に食物繊維やビタミン等の栄養素を摂ることができる野菜からつくられた健康食品です。大麦若葉やケールといった、栄養価は高いもののそのままとるのは難しい野菜を絞った汁のことを言いますが、市販されている商品は乾燥させて粉末に加工したものが主流です。

青汁はその色や味から栄養価がものすごく高いように思っている方も多いでしょう。ただ実際はあくまで1日の食事で足りない野菜の量を補うためのもので、青汁だけでは1日に必要な野菜の量全て補うことはできません。あくまで健康的な食生活をサポートするものと考えてください。

とはいえなかなか毎食バランスのいい食事をとるのが難しい現代において、青汁は毎日続けることで食生活改善の手助けになります。野菜不足が気になるなら1日1杯の青汁を始めてみてはいかがでしょうか。

青汁を選ぶ時のポイント

青汁ランキングを発表する前に、まず青汁を選ぶ時のポイントを4つに絞って紹介します。既にいくつか気になる商品があったり、ランキング内の複数商品で迷ってしまったりする場合は、個々の項目を確認しながら選んでみてください。

飲みやすさと続けやすい価格

まず青汁を選ぶ際に一番ポイントになるのは味です。実は現在販売されている商品を比べても、栄養価や効果に劇的な違いはありません。青汁は毎日続けてこそ健康効果が期待できるので、それなら自分がおいしいと思う商品を選ぶのが一番です。

青汁の代表的な原材料にはケールや大麦若葉それに桑の葉があります。商品にもよりますが大麦若葉を主原料にしているものの方が癖が少ない傾向があります。

また毎日飲み続けることを考えると価格も重要です。青汁の価格はピンきりですが、家計を圧迫せずに無理なく続けられる価格帯のものから選ぶようにしたいです。値段が高ければ高いほど飲みやすいのかというとそんなことはなく、お求めやすい商品でもおいしく飲めるものはちゃんとあります。

カロリーと糖質

毎日続けるうえで気をつけたいのは青汁のカロリーと糖質量です。青汁は基本的に無糖の商品が多く、粉末タイプだとカロリーが10kcal前後のことが多いです。これだとダイエット中の方や糖分が気になる方も問題なく摂ることができるでしょう。また無糖のものでも基本的に飲みやすくなっていることがほとんどです。

ただ中には飲みやすさを追求して砂糖が加えられているものやフルーツ入りのものなどもあります。甘くて飲みやすく感じても知らず知らずのうちに糖分の摂り過ぎになってしまう可能性もあるので、事前にカロリーを調べておいてください。

特に野菜ジュースの糖分が気になって青汁への変更を考えている場合は、無糖にこだわって選ぶようにしましょう。

粉末タイプかストレートタイプか

青汁で代表的なのは水や牛乳などと割って飲む粉末タイプと、ペットボトルや缶などから直接飲めるストレートタイプです。

粉末タイプはストレートタイプよりお値段がお得で、自分の好きなものと割ってさっと飲んでしまえるのが特徴です。飲み方を気分によって変えることでマンネリを防いで楽しむことができます。

一方ストレートタイプは水やお茶の代わりに持ち歩くことで外出先や食事中にも気軽に青汁を摂ることができます。粉末タイプより値段は高くなりますが、毎日ペットボトル飲料を購入する方だとさほど負担にならないでしょう。商品によってはカロリー0のものもあります。

朝食前に飲もうと思っているなら粉末タイプ、オフィスや学校でのお茶代わりに楽しみたいならストレートタイプなど、自分の生活に合った方を選ぶようにしてください。

また青汁には野菜を絞った汁をそのまま冷凍した冷凍タイプもあります。冷凍タイプは他のタイプと比べると栄養価は高いものの、クセが強く飲みやすさに難ありです。飲む前の解凍が面倒で飲みたい時にさっと飲めないデメリットもあるので、何が何でも青汁の栄養価にこだわる方以外にはあまりおすすめできません。

健康診断で気になる数値があるなら保健機能食品

青汁は基本健康食品なのですが、中には健康効果が認められた保健機能食品もあります。健康診断で気になる数値があるなら、下記の成分が入った商品を選んでみてください。

・難消化性デキストリン 糖の吸収を抑え食後の血糖値の上昇を穏やかにする
・GABA 交感神経の働きを抑え血圧上昇を抑えたりストレスを緩和する
・キトサン コレステロールの吸収を抑えコレステロール値を抑制する

保健機能食品だとどうしても値段が高くなりますが、より高い効果を期待することができます。ただ薬のような効き目はないため、あくまで健康管理の一環として取り入れるようにしてください。

飲みやすくておすすめの商品はこれ!青汁ランキング

さてそれではいよいよ青汁ランキングを発表しましょう。栄養素と飲みやすさにこだわったランキングで、続けやすいものが揃っています。またAmazonや楽天などで気軽に購入できるものがほとんどなので、始めるハードルも低いですよ。

1位 大正製薬 ヘルスマネージ 大麦若葉青汁(難消化性デキストリン)

大正製薬のヘルスマネージ 大麦若葉青汁(難消化性デキストリン)は名前のとおり難消化性デキストリンが配合された特定保健用食品です。食前に飲むことで糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。

またこの商品は効果とともにとても飲みやすい味なのも特徴です。九州産の大麦若葉が使われていますが、抹茶と緑茶がブレンドされていてお茶を飲むような軽やかな味わいです。これまでどんなに飲みやすいと言われる青汁でもダメだった方も、一度試してみる価値ありです。

・主要原材料 大麦若葉
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 9.0kcal

2位 ファイン 有機大麦若葉100%

ファインの有機大麦若葉は有機栽培の大麦若葉を使用した青汁で、ISO9001認証された工場で製造されています。材料と製造工程両方で安心感があるのが特徴です。

また味もくせがなく飲みやすいのはもちろん、とかした時の粉っぽさも余り感じません。また糖質が少なくカロリーが低いのもポイントです。

粉末タイプですが1回分ずつ小分けになっていないので、持ち運びには向きません。ただ約77日分がとてもお得な価格で手に入るので、主に家で青汁を楽しむ方にはおすすめです。

・主要原材料 大麦若葉
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 8.5kcal

3位 井藤漢方製薬 メタプロ青汁

井藤漢方製薬のメタプロ青汁も難消化性デキストリン配合の機能性表示食品です。糖や脂肪の吸収を穏やかにしてくれるとともに、高い食物繊維含有量でお腹の調子も整えてくれます。

主原料が大麦若葉、明日葉、桑の葉でその他モロヘイヤ等も含まれていて、沢山の素材から栄養を摂ることができます。にもかかわらず飲みやすさもきちんと考えられていて、苦味などはほとんど感じません。

・主要原材料 大麦若葉、明日葉、桑の葉
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 14.0kcal

4位 伊藤園 ごくごく飲める 毎日1杯の青汁

伊藤園のごくごく飲める 毎日1杯の青汁はペットボトルに入ったストレートタイプの青汁です。持ち運んだりランチのお供にするのもおすすめです。

注目なのは糖質0でカロリー0なところでしょう。カロリー0は粉末タイプでは実現できません。サラサラの喉ごしで味もすっきりしているので、お茶の代わりのように飲むことができます。ビタミンCがたっぷり摂れるので美容を気にする女性も満足なのではないでしょうか。

・主要原材料 大麦若葉、ケール
・タイプ ストレートタイプ
・カロリー 0.0kcal

5位 山本漢方製薬 大麦若葉粉末100%

山本漢方製の大麦若葉粉末100%は甘味料不使用で大麦若葉の粉末だけでできている青汁です。大麦若葉は青汁の原材料の中でも苦味などが少ないので、余分なものが入っていなくても比較的飲みやすいです。

大麦若葉だけなので糖質が少なく、カロリーも気になりません。飲みやすさと青汁らしさ両方求める方におすすめです。

・主要原材料 大麦若葉
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 9.0kcal

6位 伊藤園 毎日一杯の青汁毎日1杯の青汁 糖類不使用 20包入

伊藤園の毎日一杯の青汁毎日1杯の青汁は大麦若葉やケールに加えてほうれん草やブロッコリーなどの野菜も配合されている青汁です。原材料7種類は国産で、乳酸菌や酵素なども一緒に摂れる手軽さが魅力です。

食物繊維の含有量が高いのですが、同時に糖質も高めなのが少し気になります。

・主要原材料 大麦若葉、ケール
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 13.0kcal

7位 伊藤園 ビタミン青汁

伊藤園のビタミン青汁はコンビニ限定商品で、青汁でありながら7種類のビタミンをしっかり摂ることができるのが特徴です。その代わり食物繊維の含有量は少なめになっています。

カロリー0で糖質0なのでダイエット中や糖分が気になる方も安心です。喉ごしはいいですが後味で青汁のくせを若干感じます。

・主要原材料 大麦若葉
・タイプ ストレートタイプ
・カロリー 0kcal

8位 日本薬健 金の青汁純国産大麦若葉100%粉末

日本薬健の金の青汁純国産大麦若葉100%粉末は国産の大麦若葉だけを使って作られた商品です。残留農薬検査や放射能検査も実施されているので、食品の安全性にこだわる方も納得なのではないでしょうか。

余分なものが入っていないため糖質もカロリーも控えめですが、味は若干青汁のくせを感じ、さらに溶けにくいです。シェイカーなどを使ってしっかりとかすようにしてください。

・主要原材料 大麦若葉
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 9.3kcal

9位 いなば園 茶匠庵国産桑葉青汁

いなば園の茶匠庵国産桑葉青汁は日本国内で有機栽培された桑の葉を使って作られた青汁です。製法にこだわりがあるようで、かなり飲みやすいのがポイントです。

ただ糖質がやや高めで食物繊維の含有量は少なめになっています。

・主要原材料 桑の葉
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 7.54kcal

10位 サントリーホールディングス 自然のちから 極の青汁

サントリーホールディングスの自然のちから 極の青汁は飲みやすさが特徴の青汁です。原材料は大麦若葉と明日葉で、ケルセチンプラスなどの独特の成分も配合されています。

ただ糖質が高いのでダイエット中の方は要注意です。また食物繊維の含有量もそんなに高くありません。

・主要原材料 大麦若葉、明日葉
・タイプ 粉末タイプ
・カロリー 8.9kcal

青汁は1日のいつ飲むのがおすすめ?

これから青汁を取り入れようと考えている方は、朝と夜どちらに飲めばいいのか等飲むタイミングが気になっているかもしれません。基本的に青汁はいつでも好きな時に飲めばOKです。

ただもし血糖値やダイエット効果を期待しているなら食事の前に飲むのがおすすめです。青汁には食物繊維が含まれているため、食事のすぐ前に摂ることで糖の吸収を穏やかにしてくれます。

また野菜不足を補うなら、野菜が十分に摂れない食事と合わせて摂る方法もあります。朝食やランチなど忙しい日はどうしても『パンだけ』や『丼物だけ』などバランスの悪い献立になってしまいます。その食事のお供に青汁を取り入れてみてください。

とはいってもほとんどの場合青汁は1日1包が目安です。野菜不足が気になるからといって摂り過ぎてしまうと逆に健康を損ねてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

まとめ

青汁は昔からよく知られる人気の健康食品なのもあり、ネットで買えるものだけでもかなりの種類があります。ここで紹介した青汁ランキングに登場する商品はどれも飲みやすさと栄養素にこだわったものばかりなので、ぜひ青汁選びの参考にしてください。

保健機能食品でない限り各商品に大きな差はないので、続けるためのポイントは飲みやすさと生活に合ったタイプかどうかです。ランキングの商品は飲みやすさにも定評があるものばかりですが、好みがあるので一度飲み比べてみるのもおすすめです。

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